客先でリリース作業等を行う場合の注意事項を以下に挙げる。
■事前準備
・リリース物件、資料等、忘れ物をしない(持ち込み物チェックリスト作成)
・作業手順・チェックシートをきちんと作成する。
・持ち込み物件は固めて持っていく。
ただし固めたファイルが解凍できることを事前に確認しておく。
※ただしwindows上でtar.gzの圧縮は絶対に行わない
(内部のファイルが破損する可能性が高い)
・持ち込みファイルはウィルスチェックを行う。
・持ち込み形式は、USBメモリ/ファイル転送など、
顧客環境で持ち込み可能な形式を事前に確認しておくこと。
■作業時
・設定ファイルは必ずバックアップしてから編集。server.xml⇒server.xml_20150101など
・修正箇所のコメントも漏らさず記入する。
・ファイル操作後のlsは手抜きせずに実行する。
・複数ファイルの移動等を行う際 (mv ROOT_*など)は、
タブで想定通りのファイルが対象となっていることを確認する。
・問題があれば顧客または自社メンバへ即座に連絡をとる。
関係者に即座に連絡がとれる状態を作っておくこと
(必要な情報を持っている人が不在となると、完全に作業が止まってしまう)
■事後作業
・リリース物件以外、ゴミは全部消す。
・残すファイル(バックアップなど)はミドルウェアのインストールディレクトリ配下に
残さず、backupディレクトリを作成し保管する。
ただし/tmpなど、OS再起動で消えてしまう領域でないことを十分に確認する。
・引き揚げ時は課題・問題点・進捗を顧客に適切に説明した上で作業終了する。