■一般的な配列
カッコ内に、添え字の開始位置、終了位置を指定する。
ArrStr: array[0..2] of string = ('あああ', 'いいい', 'ううう');
ShowMessage(ArrStr[1]); //いいい
■boolean型の配列を作成する
2要素の配列を作る場合、要素数を指定するカッコ内に、Boolean と指定することでも作成可能。
ArrStr: array[Boolean] of string = ('正常終了','異常終了');
利用方法
ShowMessage(ArrStr[False]); //正常終了 ※falseは前
ShowMessage(ArrStr[True]); //異常終了 ※trueは後
■配列要素数の設定
例)
SetLength(ArrStr, 0); //要素数0に(初期化)
※第二引数以降は、全て要素数を設定している個所。
■配列関連メソッド
・Low
配列の要素数の最小を返す。普通は0。
・High
配列要素数を返す
引数の範囲内で最高値を返します
配列要素の要素数を調べるときに使用する。
順序型、配列型などを引数として渡す。
例) 配列要素がないことをチェックする条件 ※ArrStrが配列
if(High(ArrStr) = -1) then
例2)
//要素を末尾に1つ増加
SetLength(ArrStr, High(ArrStr) + 2);
※Highで得られる数値は要素数-1の値である。(例:要素が3つなら2)
よって要素数を1増やす為に+2している
例3)
配列の最初の要素から最後の要素までループ
for j := Low(pArrTtl) to High(pArrTtl) do
ArrSFTtl[j] := pArrTtl[j];
■二次元配列
以下のような記述方法となる。
例)
var
ArrStr1: Array of Array of string; //二次元の場合は Array of を繰り返す。
begin
SetLength(ArrStr1, 0, 0); //配列初期化
SetLength(ArrStr1, High(ArrStr1) + 2, 7); //第二引数以降は、要素数。
end;