■コンパイルと、プロジェクトの再構築の違い
・プロジェクトの再構築
プロジェクトのすべてのコンポーネントが変更の有無に関係なく再構築される。
グローバルなコンパイラ指令またはコンパイラオプションを変更したときには,
全コードが適切な状態でコンパイルされることが保証される。
・コンパイル
前回の構築以降に変更したファイルのみが再構築される。
■プロジェクトの再構築
メニュー>プロジェクト>[プロジェクト名]を再構築
コンパイルオプション(後述)を変えるようなPGでは必ず行うこと。
■コンパイルオプション
ソース内に、以下のような記述をすることで、
コンパイル時に処理の条件分岐を行うことができる。
テスト用、本番稼動用に別々のexeを用意する場合に使用できる。
・デバッグ時と本番時で処理を分岐させる例
{$IFDEF DEBUG}
showmessage('デバッグ');
{$ELSE}
showmessage('本番用');
{$ENDIF}
「プロジェクト-オプション-ディレクトリ/条件-条件定義」の部分に、
DEBUG というキーワードを定義したときのみコンパイルされる。
そうでないときには{$ELSE}の部分がコンパイルされる。
・not ifパターン
{$IFNDEF DEBUG}
//本番時のみの処理を記述する
{$ENDIF}
※文字列はDEBUGである必要はない